シーフォー
LOST『C4』Technology “Birth of the Cork” from Luvsurf TV on Vimeo.
このサーフボードテクノロジーのことをC4と呼びます。C4とは、Carbon(カーボン)Cork(コルク)Composite(複合素材)Creations(創作物)の略です。耐久性がありながらコルクサスペンション効果で軽々と海面をハイスピードで進むボードです。
メイヘムは高性能と高耐久性を融合させた、究極サーフボードを作るために、2016年後期から開発をスタートし何度も微調整を繰り返し完成しました。
C4は、スピードが早く立ち上がり、そのスピードを保ちながら、大きな大会のエントリーメンバーのようにリップすることもできる役目までも果たします。波を飛ぶように乗っていて、レールをセットしリリースしたときに、まるで足元でボードが炸裂したような感じにボードが弾け飛ぶのです。
C4は、そのデッキ面の強さに関しては、比較するボードが必要ないほどです。仮にあなたの前足がボードからなにかしらの原因で滑り落ち、その衝撃で膝がデッキにストレートに当たったしても、デッキにヘコミができることはごく稀です。
この最強の強度と唯一無二のサーフボードテクノロジーは、フロリダの「Drew Baggett/ドリューバゲット」というエポキシレンジの科学者により開発されたものです。LOSTサーフボードの「マットMAYHEMバイオロス」は、このC4テクノロジーをLOSTサーフボードに使用したいと思い、この素晴らしい先進的なデザインを「Drew Baggett/ドリューバゲット」をパートナーとして取り組み製品化したのです。
C4は、このような機能と構造です。
1.5ミリの厚さのコルクシートは、フォーム上層のデッキ面全体に搭載されています。なのでサーファーの足が置かれる場所にはコルクシートが必ずあります。コルクシートは白く輝く眩しさも兼ね備えた「スパクルホワイトペイント」でコーティングしてあります。コルクはボードのボードのデッキのセンターにあるカーボンストリンガーラインと両テールのカーボンパッチパネルからしか見えませんが、コルクシートはデッキ全体(ピンラインの内側)をカバーしています。
コアになる、EPSフォームをシェイプし6オンスクロスをエポキシレジンで巻き、その上にコルクシートを貼りUVカットのホワイトコートをし、最上部に6オンスクロスをエポキシレジンで巻いてあります。6オンスクロスと6オンスクロスの間に1.5mmのコルクシートが挟まれたサンドイッチ構造です。ボトムはEPSフォームの上には、4オンスクロスを2レイヤーにしエポキシレジンで巻き上げています。
なぜのコルクのためにこんなに苦労を?と、あなたは不思議に思うでしょう。
C4の主な目的は2つです。
1つ目は、強度の為に、コルクシートでデッキ面のどんなサーフボードよりも強度を上げること、2つ目は、パフォーマンスの為に、ライディング中の無駄な振動から起こる減速をコルクを使い減らすことです。
あなたが本当の波に乗っている時のことを優先して考えることができるサーファーであれば1番重要なボードのフレックスとサスペンション機能について理解していただけると思います。このC4ボードは乗って調子が良いと感じながらサーフィンができる楽しいサーフボードテクノロジーです。
ボードがしなるということはボードを深く踏み込むことができターンの度にスピードが増加します。ボード自体が柔らかくてしなると、波の形にもフィットしてワイプアウトしにくいサーフィンが可能です。世界中のサーフボードテクノロジーの中で『C4』だけが持つのが、快適な乗り味のコルクサスペンションとコルクボードから得られる高性能な反発性能です。
1. C4は、1.5ibのストリンガーレスEPSフォームのデッキ全面に、1.5mmのコルクが貼ってあります。
2. 衝撃ダメージを表面で吸収するコルクはボードをロングライフにしています。
3. デッキとボトムにはストリンガーの役目をするオリジナルカーボンを搭載。
4. コルクが貼ってあることを見ることができるのがデッキセンターとテールカーボン部のレイヤーウインドウ。
制作には、手間と時間を費やされ、多く素材を組み合わせて少量生産。ハイエンドでラグジュアリーな最高級サーフボードとも言えるのが『C4』。EPSコアで軽量な上にコルクデッキは、WCT選手のボードのように軽いのに、デッキの強度もLOSTで最強!長く乗れるロングライフサーフボード素材でもあります。西井は2016年後半から日本の波でもテスト済み『このC4素材は乗り味と性能がすばらしいです!』波の面が硬かったり、荒れていても、コルクが衝撃を吸収して、面ツルのような乗り心地で快適にしなやかにターンさせてくれます。強度と唯一無二のサスペンション機能を持ったサーフボードテクノロジーそれが『C4』です。