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2014.02.11
24's BLOG

『Julian Wilson』による世界で7つのベストボード、1位は?

世界で7つのベストボードをジュリンアン・ウイルソンがSTABマガジンの記事で語っていたのですが、その7つの内、LOST/MAYAHEMボードが2つあったのでその部分を抜粋して翻訳してみましたのでご覧ください。

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Julian Wilsonによる世界で7つのベストボード

プロサーファーは、ボードアンバサダー(大使)だ。彼らは、ある特別な商品やサービスを熱弁することに報酬が支払われている。どのフィードバックもプレスリリースのように読み取れてしまうものだ。
ジュリアンウィルソンは、自由な考えの持ち主。
シェイパーやボードメーカーに重荷を負わされ、スポンサーから提供されるボードの中から、彼自身が喜んで乗るボードになるまで、年間10万ドルが犠牲になっているとわかった。
想像してみてください、もしあなたがWCTサーファーの一員で、世界タイトルを取りにいくとしたら、あなたが乗りたいと思うボードは、この世で最高に調子が良く、自分にもっとも適したボードに乗りたいと思うはずです。ジュリアンは、1年を通して3人のシェイパー(Mayhem、Channel Islands、JS)と取り組みをしています。シェイパーである彼らは、ジュリアンが持つべきボードのモデルリストを作っています。そのリストに載っているものは、現在、世界中でもっとも人気があるボードに対しての商業用データ的なものでは全くありません。ワールドツアー内部関係者は、ジュリアンは弱点を持っていないサーファーと言います。よって彼用にボードを作ることは、なおさら重要になってくるのです。ジュリアンは、パフォーマンスや、良い武器に関して、世に伝えることができる数少ないサーファーの一人です。
(ジュリアン談)「4年前は、Luke Shot(LSD)からスポンサーを受けていましたが、今は1年を通して3人だけと取組を進めています。シェイパーの彼らはお互いを尊重し合っているし、私が何を考えているか分かってくれています、そういう環境に私はいます。彼らが今できるベストなボードを私に作りたいと思っている間は、ずっとうまくいくでしょう。」
Mayhemボードを愛用するジュリアンについて、みなさんすでにお気づきだったとは思いますが、去年、ローワーの大会で彼はメイヘムシェイプのボードに乗っていませんでした。ジュリアン曰く「あれは大きな決断だったよ。その年、何が起きたかというと、私はマット(メイヘム)に私が何を考えていて、どのようなボードに乗りたいか、大量の情報を渡したため、結局出来上がったボードにはインプットされた事項が過剰となってしまい、どれも思ったものではなかったのです。私がいっぱい要望を詰め込みすぎたためでした。ところが、数年前、ツアーに初参戦した最初の年だったかな、ローワーでの大会でセミファイナルまで勝ち上がったとき、彼は、私がローワーで調子よく乗りこなせるだろうと思うボードを作ったんだ。そしてそれは明らかに調子が良かった。(このことについては、後の文章で詳しく)
(ジュリアン談)「私には、この世に7つのベストボードがあるとはっきり言えます。私が今まで探してきた中で、もっともすぐれたボード、7モデルです。それら1本ずつは、調子が合うコンディションをそれぞれ持ち合わせているので、それらをランク付けするのは難しいです。この1年の先のことを考えると、私はこれらのボードのうち、その土地、その波に合ったベストなボードを乗りこなしていくことになるでしょうね。」
より理解するための情報として、ジュリアンの体重は80kgで身長は183cmです。
では、ジュリアンのランキング7位から、

7. Channel Islands Fred Rubble (Ridden 5’11″x 18″ 5/8x 2″ 3/8)
6. The JS Lowdown (Ridden 6″0 x 18″ 3/4′ x 2″5/16′ – 27L)
5. Channel Islands Proton (Ridden 6’0″x 18″ 5/8x 2″ 3/8)

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4. The Mayhem 『Driver』 (Ridden 6’0″x 18.63″x 2.25)

Driverは、ジュリアンがジャージを着る必要がある環境で、波がそんなによくないときに選択するモデルです。
F1-Stubより少し短いDirverに乗っています。それはすこし浮力があるという点と、フロント足の部分が少しワイドという点からです。これは、切れ味のいいバターナイフみたいな機能となります。「オーバーヘッドあるセッションではとても楽に波に乗れます。あと、すこし、くしゃった波のときもDriverに乗りますね」とジュリアン。「これはバックサイドでも本当にうまく働くと思っています。」
 
待ってください!違う方向に違うボード?おう!!!!
ジュリーは、ある情報を私たちに話してしまったので、おう!なのです
←西井 ※ここ重要です。
そう言えば、US OPENの時、JWはDRIVERでバックサイド方向に波に多く乗りますね!
波が悪い時にDriverに乗るという話に反して:「2年前のインドボートトリップのマカロニの写真、これはDriverでした。
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(この写真、覚えていますよね)それは4、5フィートのサイズでとてもクリーンな波でした。Driverは辛うじて波のボトムでホールドし、そしてあなたはすごくきれいなオフザリップの写真を捉えたのですね。しかし、それ以上大きな波では機能しないと思います。波のボトムでギリギリのような状態のようなものでした。このDriverはハーフインチ短くすると、全体的にもう少しコントロールがしやすくなり、あのフィンを装着するとさらにコントロールが増し、ボートがいい方向に変化します。」(←西井 ※あのフィンとはJWフィンです)

3. The JS Forget Me Not (Ridden 6″0.5′ x 18″ 3/4′ x 2″3/8′ – 26.8L)
2. The JS Monsta (Ridden 6″0 x 18″3/4′ x 2″3/16′ – 26.8L)

 

ジュリアンがランキングした1位ベストボードは???

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1. The Mayhem F1 Stub

(Ridden 6’0.5″x 18.63″x 2.30)

マネーメイカーです。このボードでジュリアンは他の人よりも多く結果を出している。このボードは、ここ3年間で他のボードより多く乗ったものです。

「このボードに初めて乗り始めたときからすぐに気に入ったんだ」とF1-stubのジュリアンは言います。ほとんどのプロがオーダーするという2つのMayhemモデルは、DriverとF1-Stubです。Driverは、上記で学んだように、波がパーフェクトに満たないとき用で、F1-Stubは、いい波用としてジュリアンには大切にされています。また、ジュリアンにとって戦い用の武器でもあります。「去年、スナッパーではF1-Stubを使いました。ベルズでも、初めてツアーを回り、クウォーターまで勝ち抜いた年でのJベイでも乗りました。また、初めてセミファイナルまで勝ち抜いたローワーでも乗りました。過去3年間を通して、他のどのボードよりもF1-Stubでは多くの成績を積み上げてきています。このモデルは、波のポケットで非常にいい働きをします。波がよければ、波上でどんなラインでも描くことができます、波がよければこのボードは全く邪魔をしません。F1-Stubは、クリーンでリップができるいい波では非常に本当にいい働きをします。私が今まで手にしたボードの中で、私がやりたいことや、究極の目標としていることなど、なんでもできるようになるボードです。どんなところでも、エアーが気持ちよくできるような感じなんです」
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ジュリアンのためにボードをシェイプしたマット”MAYHEM”バイオロスの言葉
「彼が一緒に取り組み始めたのはF1-Stubが最初です。彼は、そのボードでクォリファイシーズンで大きな成果を最も多くだしました。私はそのときのボードを今でも持っています。6’1″x 18.56x 2.25です。私たちは、二人で情報交換を続け、非常に似通ったフォームでF1-Stubを作り続けてきました。そのたどり着くところは、6’0.5″ 18.63″ 2.30だろうと思っています。彼は、WTの大会会場、スナッパー、ローワー、ウォールズのようなパワフルな波のところでは、F1-Stubを使用します。ポルトガルでのWTの大会(2012年)では、クォーターファイナルからF1-Stubにのり、セミファイナルへ勝ち進み、ファイナルにて初めての勝利をおさめました。セミファイナルでは、素晴らしいサーフィンを見せつけました。ファイナルでは、最初の加点された波でボードが壊れてしまい、控えのボードJSをビーチまで取りにいき、2つ目のポイントをゲットして勝利!彼は、ブレイカバーレープロでもF1-Stubで優勝している。」
「彼はどちらかと言えば、Driverはジャンクな波や、あまり続かない波で使うという。それは、すこし浮力(リフト)感が必要な波ということ。Driverは通常F1-Stubよりフルなレールで6’0 18.63x 2.25」
「彼は、Driver6’0 18.63x 2.25で2012年のUS OPENも優勝している。そのときのDriverは少し短め。丸みのある短いノーズ仕様。」
「私ものその板を持っています。彼は私に電話をしてきて、もっとボードを作ってほしいと言っています。彼は、私が必要ならばいつでも出番だということを知っているのです」
西井 ※やっぱり、ジュリアンにとって『F1-STUB』が一番なんですね!
『F1-STUB』について詳しくはコチラ!

このブログを書いたスタッフ

こんにちは西井です。 長年のプロサーファーとしてのノウハウと、カリフォルニアサーフインダストリーとの太いコネクションとLostのシェイパー"メイヘム”との20年を超えるリレーションシップによりLOST&Placeboサーフボードの正規輸入総代理店 「LUVSURF」 を東京都大田区で1996年からやっております。リニューアルされたWEBサイトでは毎日24’sブログを更新しておりますので、ぜひチェックしてください。