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『20世紀最後の天才シェイパー』と言う由縁とは?

メイヘム『AIRQUEST』シェイプの手順、未公開写真をどうぞ!



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マシンカットされた、フォームをこのよう計測して、



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クエストシリーズの特徴である、段差のあるエレベーターウイングの位置を決めます。



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エレベーターウイングのエレベターとは、上下に動くエレベターのようなので、

ネーミングされました。ターンをしようとした時に、段差があり、

レールが上下に動き、レール反応が良く、ターンに入る初動のきっかけを

掴み易くしてくれる機能を持っています。

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テールの形状のアウトラインは、このように日本製ノコギリで切込みを入れます。



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その他の角度の有る、おおまかな形は、電動サンダーでこのように削り込み、



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さらに、木製の板に荒いサンドペーパーを貼付けた、

メイヘム自作の道具で攻め込みます。



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メイヘムが一番大事にシェイプするレールは、ボードが水の中でどんな動きをするか

想像しながら形取っていくのだそうです。



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テール形状の仕上げは丸めたサンドペーパーで繊細な部分を整えていきます。


メイヘムの凄いところは、右手も左手も、両方の手を使いシェイプできるところです。

両手を使ってシェイプできるシェイパーは過去にも極僅かしかいないそうで、


メイヘムが20世紀最後の天才シェイパー』と言われている由縁です。




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ボトムのコンケーブをこのスポンジに張り付いたきめ細かいサンドペーパーで仕上げます。



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最後に、鉛筆でシェイプサインとボードのサイズ/モデル名を書き込んで完成です。


メイヘムの日本のユーザーの為に渾身のシェイプデザインでリリースされた、

パドルやテイクオフも早く、短く軽快で動きも良い

AIRQUESTを皆さんもいかかですが!



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