寒い日が続きます。
が、水温が1年で一番低いのはいつかご存じでしょうか。
気温は2月の上旬、つまりいまが一番低いのですが、
水温はそうじゃないのです。

関東地方の海水温の場合、黒潮などの暖流の影響が大きいため、
黒潮の分流が入ってくると水温が上がったりするのですが、
年間を通して一番低いのは、実は3月中~下旬あたりだったりします。

気温は日照時間が一番短いあたり(冬至)から1ヶ月遅れて一番低くなり、
海水温はさらに1ヶ月~1ヶ月半を経て最低水温になるわけです。
ところが日差しは3月になると暖かくなっているので、
ついつい防寒対策をおろそかにして海に入ってしまい、
大風邪をひいたり、冷たい水で腰を痛めてしまったりします。
一番怖いのは低水温にはいることにより、
脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまうことです。
実際、サーフィン中に心筋梗塞で亡くなった方は
けっこういらっしゃるようです。
(昨年も有名なローカルのレジェンドサーファーが
心筋梗塞で亡くなられております)
低水温から身を守るためには、もちろんいいウエットが一番なのですが、
西井プロがテストして大絶賛の電熱式ヒーター(2時間半ホカホカ)などの
「外部から温める」的なものもかなり有効なようです。
逆に「内部から温める」的な発想で開発されたのが、
いまや冷水域のサーファーは手放せないと言われている
「
サーフサプリHOT」です。

もともとサーフサプリは、パドルのスタミナに自信がない
サンデーサーファーのために作られたのですが、
モニターテストをメーカーが行ったところ、
非常に面白い結果が出たそうです。すなわち
「35歳以上のサーファーの大半が効果を認識するが、2
0歳未満は違いが分からない」
という、思わず笑ってしまうようなデータが取れたそうです。
で、一昨年、このサーフサプリに「体を温める成分」として、
日本古来から飲まれている「ショウガ」のなどの抽出成分を
大量に添加して開発されたのが、寒がりの西井プロも一押しの
「
サーフサプリHOT」です。

通常版と比較してアミノ酸成分は少し減っていますが、
その分「体温め成分」が多く入っています。
メーカーの方に以前聞いたのですが、当初はやはりトウガラシの
カプサイシンを成分として考えたそうです。
ですが、カプサイシンの場合、確かに暖まるものの、
最初に汗がどっと出てしまい、逆に体が冷えてしまうということ。
また胃の負担が大きく、飲んですぐパドルがきついということで
いろいろ研究をし、現在の「ヒハツ」「ショウガ」という成分に
行き着いたとのことです。
発売開始時は、入荷してもすぐに商品がなくなるほど売れました。
実際飲んでみると、胃のあたりからホカホカと暖まる感じで、
指先などの毛細血管が広がり、暖かくなるのを感じます。
メーカーによると生姜湯をバケツでがぶ飲みしたくらいの効果だそうです。笑
しかし効果の持続はだいたい2時間以下で切れますので、
ずっと持つわけではありません。上がって休憩して「追加飲み」という
パターンでわたしたちはいつも冬の波乗りをしています。
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